タイトル | : 建国記念日(紀元節) |
記事No | : 1933 |
投稿日 | : 2010/02/02(Tue) 11:48 |
投稿者 | : 大三元 |
成人の日、というと1/15だと固定的に習慣付いていたが今年は1/11だった。そう、Happy Monday法で土日月と三連休にするために移動されたのでした。
月が変わって2月のカレンダーを見ると、あれ、建国記念日は2/11、今年は木曜日。これは動かさないのね。そりゃぁ、天皇誕生日なんかは動かさない、というのは判るが建国記念日はどうして固定なんだろう。
初代天皇(神武天皇)が即位したのが、BC660年1月1日(旧暦)(日本書紀)とされている。これを明治の初期に紀元節として祝うことにした。
詳細は: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%80%E5%85%83%E7%AF%80
丁度その頃旧暦(太陰暦)から新暦(太陽暦)に切り替えたので、旧暦で決められていた色々な期日をどうするか、という問題がでた。基本的に、旧暦でX月Y日に定められていたものは新暦のX月Y日に実施するようにした。
しかし、そうすると1月1日の紀元節は正月元旦と一緒になってしまって、焦点がぼける。そこで、紀元節は旧暦1/1を新暦へ換算してみた。
1873年(明治6年)の旧暦1月1日を新暦に換算したところ1月29日となり、その年には1/29に祝った。
これに準ずるならば旧暦に1/1は新暦では毎年異なった日になってしまう:これを嫌ったのかどうか知らないが・・・
そこで神武天皇即位日BC660年1月1日(旧暦)を新暦に換算したところ、2/11を得た、それでその後2/11を紀元節とした。
云うならば、神武天皇即位時の地球公転軌道上の場所で定義したことになる。
旧暦では毎月一日は新月の日である(それが太陰暦の定義)。つまり、神武天皇即位は新月の日だった、、、これに重きを置くならば新暦では毎年異なる日付が紀元節であるべきなのだ。
というわけで、新暦の2/11は地球が公転軌道上で同じ処に戻ってくるたびにお祝いしよう、という考えで、必ずしも新月の日にはならない。
そんなことを考えると建国記念日も2/11に絶対性はなく、Happy Monday対象にしても良いはず。多分、2/11に絶対性を見たい人達も多いのだろう。
(ある面接調査によると:47.4%(4,124人)が2月11日を支持しているそうだ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%BA%E5%9B%BD%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3%81%AE%E6%97%A5 上記のようなことを知った・考えた上でのレスポンスなのか;多分そうではないだろう。)
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