タイトル | : 阿迦留比売は騎馬民族のお姫様 |
記事No | : 2110 |
投稿日 | : 2013/12/27(Fri) 17:37 |
投稿者 | : 神奈備 |
『騎馬民族がもたらした日本の言葉』東巖夫 と言う本を見ています。
騎馬文化の国々の言葉である古代のチュルク語は現代のウイグル語に多くの要素を残しているそうです。現代ウイグル語を代表として分析しています。語順は、ウイグル語、モンゴル語、ツングース語(満州語)は、日本語と同じだそうです。
あかるい の日本語の意味。 空間の明るさ。 光を発するもの。 心情的なもの。表情など。 社会的正義感。 真実 善 倫理的・道義的概念。 教養 知識の豊富さ。 証拠およびそれに基づく証明など。
aqar チュルク語の意味 aq + ar 語根+接尾詞 白く見える。 白髪になる。 白くなる。 雪でおおわれる。 青ざめる。 明るくなる。色が鮮やかになる。夜があけてくる。 暗闇で光をはなつ。灯がともっている。 光をはなつ。きらめく。 清潔になる。 うまくやる。順調にやる。
まとめますと、「光り輝く」と言う現象だけではなく、 1.博識・聡明。 2.無実。 3.清浄・無垢・白色。 などの抽象的観念が共通のようです。 およそ無関係に発達した言葉だったとは言えないようです。
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