タイトル | : やさしい弦楽四重奏CD |
記事No | : 713 |
投稿日 | : 2005/05/01(Sun) 18:55 |
投稿者 | : M.I. |
大山さん CD受け取りました。ありがとう。高校時代、大山さんから、音楽について教えてもらったことが多いので、お礼の意味も込めて、感想を書かせていただきます。 開放の弦奏、これ、いいですね。1は、心地良い響きで、心落ち着きます。祈りがあるよ うで、このままヨーロッパの大聖堂のパイプオルガンで演奏してもいいなあ、などと 思っていたら、2は、弦楽らしくなって、3.4.は、少し悩ましいような人間臭さ も感じ、弦楽四重奏でなければ出せない美しさですね。5は、少し思索にふける様 で、また、心放たれるようでもあり、最後は、落ち着いて、とても美しくまとまって いると思います。五曲を通して、一つの作品のようでもあり、また、弦楽四重奏にあ りがちな「きれいだった」で終わってしまわないものがありますね。これ、いいで す。 6の子守歌、詩をつけて歌いたいような。でも、歌うには、ちょっと長いけど。 7のエレジー、これは、思わず勝手に詩を作って歌ってしまいますね。歌いたいです。 よかったら、詩をつけて、歌にもしてください。 8のおめでとう、こんな曲をつくってもらえるお嬢さんは、幸せですね。 9の祭りだ、正直言って、これは、あまり好きではありません。日本の古くからの聞い たことがある歌や曲に似ているメロデイが多く、大山さんがあまり見えない気がしま す。 10のメヌエットは、品良く、美しい。メヌエットそのもの。 12のワルツは、パリやウイーンで、この曲で踊っても、ちっともおかしくない程、品 が良くて美しい。と言うより、少し日本的な感覚が加わっているようで、少し違って いて、そこが、またいいですね。 と言うわけで、生意気なことを書きましたが、大山さんの感覚が年齢的に古くならず に発展していること、嬉しかったです。解かっていることだと思いますが、あるレベ ル以上は、作品に、その人があるかどうかです。せっかくいいものをもっているので すから、自分を大切にして、これからも良いものをつくってください。 憎き音楽好きの女性より愛を込めて、と言わなくても、こんなこと書く人他にいな いでしょうから誰だか分かっちゃいますね。
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