名前 | 出典 | 備考 |
阿遅午高日子根神 | 神代記p105 | 大国主神と胸形奥津宮の多紀理毘賣命の間に生まれる。妹は高比賣命、亦、下光比賣命。このアヂスキタカヒコネ命は「今謂 迦毛大御神 者也」 |
荒田・・道主日女命 | 播磨風土記・託賀郡p332 | 父不明、子、父に酒を捧げる、父は天一目命だった。「道主ヒメ」は日本書紀の「道主貴」=宗像三女神ではないか。ここの「子」がアヂスキである、とは書いてないが、母がタギリ姫なら、大いにありうる。 |
玉依日賣 | 山城風土記・岩波p414 | 父不明、子、父に酒を捧げる。父は火雷神だった。上がアヂスキなら、ここもアヂスキか? |
黒田里 | 播磨風土記・託賀郡p332 | 宗形大神奥津嶋比賣命が伊和大神之子を懐妊した。その子がアヂスキだとは書いてないが、母の名前から察して大いにありうる。 |
参考:阿遅須枳高日子命之后 天御梶日女命 | 出雲風土記楯縫郡p172 | 多伎都比古命を生む。天甕津日女命は赤衾伊農意保須美比古佐和気命の后(p156)だと、アヂスキとオホスミヒコは同一人物か? 天御梶日女命が生んだ子が「多伎都比古」というのは彼女を「タギリヒメ」に宛ててみることを可能としそうだ。 |
アヂスキの父母と思われる婚姻関係:
父 | 母 | 備考 |
大国主神 | 胸形奥津宮の多紀理毘賣命 | 古事記にある、父母子の名前が最もハッキリした記事 |
天一目命 | 道主日女命 | 道主とは宗像三女神だろう。子の名前記載なし |
火雷神 | 玉依姫 | 生まれたのは可茂別雷、ということだが |
伊和大神 | 宗形大神奥津嶋比賣命 | 子の名前記載なし |
所造天下大神命 | 記載なし | 出雲風土記意宇郡p110 |
所造天下大神命 | 記載なし | 出雲風土記神門郡p202 |
大神大穴持命 | 記載なし | 出雲風土記仁多郡p226 |
意美豆努命 | 記載なし | 赤衾伊努意保須美比古佐倭気命のことだが、妃の名が同じことから、アヂスキらしくも窺える。出雲風土記神門郡p202。{p157、p172} |