名前 | 出典 | 備考 |
賀毛郡山直等 | 播磨風土記加古郡p258 |   |
鴨波(あはは)里 | 加古郡p262 | 故曰粟々里・鴨をアハと読んでいることに注意 |
邑曰野(おほわちの) | 神埼郡p328 | 阿遅須伎高日子尼神、在於新次社・・意保和知苅廻為院・・(オホワチ:茅の類の丈長い草の名か)和知・考 |
高野社・・在玉依比賣命 | 神埼郡p330 | 鴨角身の娘? |
荒田・・道主日女命 | 託賀郡p332 | 父不明、子、酒を捧げる、父は天一目命だった(山城風土記賀茂社と酷似)。「道主ヒメ」系統不明とある(岩波頭注)。下記「道主」参照 |
黒田里 | 託賀郡p332 | 宗形大神奥津嶋比賣命、任伊和大神之子 到来此山(アヂスキタカヒコネか?)旧・播磨鴨国、賀茂氏族(宗像氏同族)。伊和氏も両族と同族。(P333頭注25) |
賀毛郡 | 賀毛郡p338 | 地名俗解あり |
品遅部村 | 賀毛郡p340 | ホムチワケとアヂスキが言語不能だったとの共通説話 |
穂積里 | 賀毛郡p344 | 鴨とは無関係だが? |
名前 | 出典 | 備考 |
賀茂建角身命 | 岩波p414可茂社 | 日向曾之峯天降坐神、神武の先導・・伊可古夜日女に娶う |
伊可古夜日女 | 岩波p414 | 玉依日子、玉依日賣を生む |
玉依日賣 | 岩波p414 | 丹塗矢に感じて可茂別雷を生む |
可茂別雷 | 岩波p414 | 父と思う人に酒を飲ませよ、といわれ天に登る。 |
以上三柱は蓼倉の三井社に坐す | 和知都美が淡道の御井宮に坐す | |
丹塗矢 | 岩波p414 | 火雷神(乙訓郡社坐) |
出雲風土記(他)
阿遅須枳高日子命 | 仁多郡p226 | 御須髪八握于生 夜昼泣く 言葉通じず |
本牟智和気王 | 垂仁記p196 | 八拳鬚到于心前 眞事トハズ |
須佐之男命 | 神代記p72 | 八拳須至于心前、泣きイサチキ |
阿遅須枳高日子命之后 天御梶日女命 | 楯縫郡p172 | 多伎都比古命を生む。天甕津日女命は赤衾伊農意保須美比古佐和気命の后(p156)だと、アヂスキとオホスミヒコは同一人物か? |
赤衾伊努意保須美比古佐倭気命 | 出雲郡p180 | 意美豆努命の御子という。アヂスキは大国主の子だから、「大国主」職名説の傍証となるか。 |
阿遅午高日子根神) | 神代記p105 | 大国主神と胸形奥津宮の多紀理毘賣命の間に生まれる。妹は高比賣命、亦、下光比賣命。このアヂスキタカヒコネ命は「今謂 迦毛大御神 者也」 |
黒田里では宗形大神奥津嶋比賣命が伊和大神之子を懐妊したとあり、この子もアヂスキなのであろう。