・・・頂いたメールから・・・その2

orig: 98/06/25


ひきつづき多数のメールを頂いております。ありがとう御座います。 98/3から6/24までに頂いたメールから、幾つか抜き出してご紹介します。お名前は匿しました。
私のコメントは、頂いたメールへの御返事とは異なります。このページをまとめている今(98/06/25)書いているものです。

いわもと様:
はじめまして。MIDIを聞かせてもらいました。「偉大な作曲家の思い出」ですか?おもしろいですね。この中で使われている曲が全部は分かりませんでした。よかったら教えてくれませんか? これからもこのような曲を作りつづけてください。
ありがとうございます。5分足らずの中に29曲の断片が入っています。いわもとさんには種明かしをしました。。。(^_^)

y.k.様:
アイヌ語というより、古日本語、あるいは原日本語と呼んだ方が正しいようかもしれないと思っています。では、その古日本語、原日本語はどこから生まれて来たのだろうか・・・・と、疑問は尽きません。言語の中のDNA鑑定・・・興味も尽きません。たまたま初めて訪問しましたが面白かったです。
そうですね、私も場所によっては「縄文語」と称して「原日本語」の意味に使ってます。そして、その「原日本語」の姿をかなり純粋に遺してくれているのがアイヌ語ではなかろうか、と思ってる次第です。

mti様:
すごいページですね。まだごく一部分しか見ていません。 すいません。
印南別は i-nup-bet
野原を流れる河(加古川)でしょうか
ま、ごゆっくりご覧くださいませ。「印南」ですかぁ。色々語呂合わせしたくなりますが周辺の地名地形などをよく勉強してからにさせて下さいませ。(^_^;)

y.i.様:
「日本古代史とアイヌ語」を拝見させていだだきました。
蘊蓄のある労作と感じました。是非リンクをお願いします。お忙しければ、回答は無しでも結構です。
どうぞ、どうぞ(^_^)

m.k.様:
はじめまして。○○と申します。有意義なHP感心しつつ、ありがたく拝見させていただきました。以前、隼人とは?と図書館で調べてみたことがあったのですが、そのままにしていた個所がだいぶはっきりしてきました。今後とも、よい内容を見させていただくのを楽しみにしております。
隼人関連資料集ですね、お役に立ちましたか。(^_^)

j.u.様:
こんにちは。 アイヌの事を興味持っています。アイヌ語で、乾杯と(大)自然という言葉あるのでしょうか?ありましたら、是非教えて頂きたいです。
乾杯、は知らないけど、大自然だと中川裕さんの辞書ではカムィに対して「自然」も訳語の一つに挙げてありますね。

s.g.様:
多彩なホームページを非常に興味深く散見させていただきました。欠史八代と出雲の系譜を対応づける試みはおもしろかったです。影ながら応援させていただきます。
他にもウイルスやミトコンドリアの研究成果に関するご指摘も頂きました。最近「アイヌ語と縄文語の関係」を挙げてカバーしはじめました。

n.m.様:
「頭痛」 「(私は)頭が痛い」をアイヌ語でなんと言うかを教えてください。
辞書をみて、ku-sapaha ku-arka 私は頭が痛い、ku-sapaha arka 私の頭が痛い、 と造れると思います。と御返事しました。実際にはどういうのでしょうか。小生、日常会話にはあまり興味がないので、、、(^_^;)

k.i.様:
あまりに多くの資料でしたので、全部は読んでいませんが・・・たいへんためになっています。日本は元々アイヌのもので、朝鮮半島経由の大陸系騎馬氏族によりヤマトが開かれていった、とする基本原理にたつ者です。
ところで、別府の発音はどうなんでしょうか?ベップのップは北海道には多くある地名なんですが、自分のすんでいる釧路市の近くには別保という地名があります。ベッポと発音しますし、浜中町には、散布、火散布などといった地名もあります。一度、考えをお聞かせください。
別府は別太(ベップト・河口)だ、というのは私も読んだことがあるので気になってはいます。一度地図で調べたところ小河川が大河川に合流する付近(これも小河川から見たら河口なんでしょう)に別府があるケースが半分くらい、河川の源に近そうなのが1/4、残りが河川と関係なさそう、ってな印象を持ちました。

h.k.様:
はじめまして。ニューヨークからです。・・・これは、僕らが学んだ歴史観は、大和朝廷以降の国家に 都合のいいように解釈されているんじゃないかと。・・・現存するアイヌ語からの歴史の読み直したいへんエキサイティングでした。
というのは、神武東征のおひざもとに生まれ、ミス此花さくや姫(西都原古墳群で毎年開かれるミスコンテスト)の私の土地にGenさんがかかれるアイヌ語に呼応する地名や言葉がごまんとあると思えてきたのです。
隼人、クマソの多い南九州ですから当たり前といえば当たり前なんですが。・・・このHPを見つけてその謎を解く「信頼できる糸口」を見つけた思いです。
楽しいメールをありがとうございました。なんとなく、そうかなぁ、なんて思ってきた事も、ちょっと視点を変えてみると、また、違う側面が見えてきたりする、アレでしょうねぇ。(^_^)

m.k.様:
アイヌ語で「鱒」と「魚」「鮭」などの言葉がないか探しています。もしご存じでしたら教えて頂けませんか?
辞書を調べて下記の御返事をだしました。
sipe直訳=本当の・食べもの
kamuy cep直訳=神の魚
鮭(雌)osオシ
chuk-ipe直訳=秋に・食べるもの
鮭(冬に川を遡上する種類)mata-cep直訳=冬の・魚
sak-ipeサキペ:直訳=夏に・食べるもの
mimi-peneミミペネ:直訳=身が溶ける
紅鱒urupウルップ
cepチエプ: 直訳=われら・食べるもの
c-e-kuni-pチェクニップ:直訳=我ら・食べるもの(雅語)
日本の古語にも、鮭の大きいのを「スケ」と言う、なんて記録が残ってます。 (常陸風土記)

nick様:
このHPは私にとって『貴重な知識の宝庫』インターネットの図書館だ! 『隼人に関する情報集』を体系化して頂きありがとうございます。印刷して、ファイリングしております。
ご闘病中だそうで、お大事に。

k.s.様:
いやいや、すごい研究成果ですね。一度に全部目を通せません。奈良県桜井市在住です。回りは古墳だらけなのですが、仕事にかまけなかなか散策が出来ずにいる情けない43歳のパパです。歴史には、学生時代より興味があり、というより大学で日本史が専攻でしたので非常に興味があります。暇を見つけて、歴史館を全部読みたいと思います。今日は、インターネットの楽しみが実感できました。また、メール送ります。
どうぞ、どうぞ(^_^)桜井市ですと古代の中心じゃぁないですか。。。いいですね。(^_^)

h.f.様:
はじめまして、サイパン在住の○○と申します。・・・私は子供の頃から神話好きでしたが、なんといっても神話との初めての出合いは古事記です。名字の事について調べていても、HPで家系図について紹介している方々の中には古事記に出てくる神々の名前を発見する事もしばしば。アイヌ語から発生したらしい地名等が、想像もつかない場所に使用されている事も驚きです。
是非、私たちのHPにリンクを張らせて下さい。手許に参考になる本が無い私は、最近こういった関係の物が読みたくて仕方なかったのです。
サイパンの紀元前後ってどんな歴史があったんでしょうかね?

引き続きメールをお待ちしてますね。(^_^)


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